限界突破。嫉妬の先にあったもの。


六道の世界のような場所を潜り抜けた後、嫉妬の先にあったもの。。



見捨てられる恐怖であり


死に対して


失われるものに対して


何の手出だしも出来ぬ「己の無力さ」への怒りであり


何の裁きも下さぬ何の助けも寄越さぬ「神のあるがまま」への怒りであり


どうにも出来なかった誰のせいでもなかった、ただわたしを打ちのめした世界への嘆き損じの塊であった



戦争、災害、金の争い



眼に映る世界への嘆き



神への復讐心と変わり



金への復讐心と変わり



世界への復讐心と変わり



見捨てられる恐怖が金で解消できるとでも思ったのか


死への恐怖が金で解消できるとでも思ったのか



どうしようもなかった嘆かわしい出来事が、「金さえあれば、、」とわたしの心に刻ませた



ただ、どうしようもなかったのだと、失ったものに対して嘆き悲しみ、しっかりと打ちのめされれば良かったものを




親の仇打ちだと神に挑んだ


親の仇打ちだと金に挑んだ


親の仇打ちだと世界の波に挑んだ



そしてわたしはあっけなく波に押し返されたのだ





動物として朽ちる肉体を持って生まれた命の尊さ


何もできないわたしは、ただ目の前の人の心臓の生温かい鼓動を感じとれる人間でありつづけたい


死ぬまで痛みを感じる者でいたい


死を受け入れるに慣れることはきっとない


痛みが伴う


誰かといる温かさを知っていれば、尚痛みは増す



温かさと寒さが共存するように



一緒にいる温かさと離れ難い痛みは共存する



それでもわたしの心臓は鼓動する



何も変わらない世界がそこにある